経営戦略,マーケティング,IT活用のトータルコンサルタント アオヌマ経営情報研究所 青沼泰彦
経営用語集【成長・シェアマトリクス(PPM)】
成長・シェアマトリクス(PPM:Product Portforio Management)
企業の様々な製品や事業の組み合わせを,市場におけるシェアや成長性で分析・管理するフレームワーク.
- 横軸に相対的市場シェア、縦軸に市場成長率をとったマトリクス上に、製品や事業を位置づける.
- 1968年にボストン・コンサルティング・グループ(BCG)創設者のB.ヘンダーソンがPerspectivesという論考シリーズで発表した.
マトリクスの4つの象限には,それぞれ特徴的な名前が付けられている.
- 花形:シェアと成長率がともに高い
- 金のなる木:シェアは高いが成長率は低い
- 問題児:成長率は高いがシェアは低い
- 負け犬:シェアと成長率がともに低い
PPMは,様々な事業への投資を決定する際に,「企業の競争力」と「市場の魅力」という要因を考慮すべきであることを示している.