経営戦略,マーケティング,IT活用のトータルコンサルタント アオヌマ経営情報研究所 青沼泰彦


トップページ
プロフィール
プライバシーポリシー
経営用語集
読書への旅
サイトマップ

経営用語集【商圏分析】


商圏分析

(1)商圏とは
ある商業施設が影響を及ぼす地理的な範囲のこと.

【活用方法】
自店の立地する地域の商圏人口や世帯数,市場の規模,競合条件などを分析して,基礎資料とする.
商圏内における自店の位置付けやシェア(市場占有率)を明確にし,集客のための戦略を展開する.
商圏の範囲については,距離,売上・来店客数などから設定する方法がある.

表 店舗からの距離で設定する方法
区分
距離
来店頻度
1次商圏
徒歩で10~15分程度
ほぼ毎日
2次商圏
自転車で10~15分程度
週に一度か二度
3次商圏
電車や自動車で30~40分程度
月に一度~3ヶ月に一度

表  売上・客数の構成比から設定する方法
・1次商圏…売上または客数の60%程度以上を占める顧客の範囲
・2次商圏…1次商圏以遠で売上または客数の30%程度以上を占める顧客の範囲
・3次商圏…2次商圏以遠で売上または客数の5%程度以上を占める顧客の範囲

(2)自店の商圏を知る~商圏範囲,人口・世帯数
実際の商圏は,下記の影響を受けるため円形にはならない.
・地理的条件(地形,河川・道路・鉄道による分断など)
・人口分布
・競合店の分布

正確な商圏範囲と,商圏内の人口や世帯数を把握するためには,商圏強度を算出したり,昼間人口を考慮したりすることが望ましい.

(1)商圏強度による商圏範囲の推定方法
A) 来店客の地区別構成比を算出する(←来店客アンケートや顧客名簿などで)
B) 商圏内の地区別の人口(世帯数)構成比を算出する(←自治体の統計資料で)
C) 各地区の商圏強度を算出する(A÷B)

表 例)商圏強度の判定表
地区 来店客数 構成比
(A) 人口 構成比
(B) 世帯数 商圏強度
(A÷B) 判定
A町1丁目 300 30.0% 13,000 13.0% 6,500 2.3 1次
A町2丁目 250 25.0% 12,000 11.0% 6,000 2.3 1次
A町3丁目 150 15.0% 11,500 10.0% 5,750 1.5 2次
B町1丁目 100 10.0% 8,500 7.0% 4,250 1.4 2次
B町2丁目 70 7.0% 8,000 8.0% 4,000 0.9 3次
C町1丁目 60 6.0% 10,500 13.0% 5,250 0.5 3次
C町2丁目 25 2.5% 11,000 13.0% 5,500 0.2 圏外
D町1丁目 20 2.0% 9,500 10.0% 4,750 0.2 圏外
D町2丁目 15 1.5% 7,000 7.0% 3,500 0.2 圏外
その他 10 1.0% 9,000 8.0% 4,500 0.1 圏外
合計 1,000 100% 100,000 100.0% 50,000 - -

商圏強度による商圏判定の基準 人口 世帯数
2.0以上 1次商圏 25,000 12,500
1.0以上~2.0未満 2次商圏 20,000 10,000
0.5以上~1.0未満 3次商圏 18,500 9,250
0.5未満 圏外 36,500 18,250

アイ・エヌ・エフ・オー・アットマーク・エー・オー・エヌ・ユー・エム・エー・ドット・エヌ・イー・ティー