経営戦略,マーケティング,IT活用のトータルコンサルタント アオヌマ経営情報研究所 青沼泰彦


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経営用語集【Zチャート】


Zチャート
多くの業種では,季節変動による売上の増減がある(俗に「二八は商売にならない」・・・一般的に2月と8月は売上が低いという意味).
月別に繁忙期か閑散期かを知るには[季節指数]の分析を使う.
一方で[Zチャート]では,月別の変動をならす(季節変動の影響を取り除く)ことにより,現在の売上が増加傾向にあるのか,減少傾向にあるのかという分析ができる.

Zチャートの作成

Zチャートを作成するためには,最低2期分の月別売上高のデータが必要となる.
表に,月別売上高を記入し、累計売上高と移動年計を計算する.
移動年計とは,当月(最新の月)からさかのぼって12ヶ月間の金額を合計した数値である.
この表では,1月の移動年計は,前期2月から今期1月までの合計となっている.

 月 
前期売上高 
今期売上高 
今期売上高累計
 移動年計 
1月
7,298
7,723
7,723
112,701
2月
7,017
7,336
15,059
113,020
3月
10,292
10,812
25,871
113,540
4月
10,198
9,943
35,814
113,285
5月
8,982
9,460
45,274
113,763
6月
7,859
8,495
53,769
114,399
7月
12,070
12,076
65,845
114,405
8月
8,795
8,881
74,726
114,491
9月
10,105
10,040
84,766
114,426
10月
8,701
9,248
94,014
114,973
11月
9,170
9,395
103,409
115,198
12月
11,789
12,442
115,851
115,851

今期月別売上,今季売上累計,移動年計の数値をグラフにしたものが下記のZチャート.
Zチャートのグラフ

グラフの月別売上高データ系列(Zの下辺)には,繁閑期等の季節変動が含まれているため,この期間の業績が上昇傾向なのか下降傾向なのか,判断できない.
「移動年計」のデータ系列(Zの上辺)には,各月から12ヶ月分遡った売上が含まれており,季節変動の影響が取り除かれている.

Zチャートの活用方法

この移動年計の傾きにより,売上の趨勢がわかる. 3期分以上のデータを使えば,複数のZグラフを並べて描くことができる.


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