グレッグ・マキューン(著),高橋 璃子(翻訳)「エッセンシャル思考」(かんき出版)
情報禍社会への警鐘というだけはなく、本当に納得できる生き方をしたいと願う すべての人に薦める。
タイトルはビジネス書のように感じられるが、内容は生活全般における考え方や行動への示唆を含んでいる。よりよい仕事をするために、さらにはよりよい人生を送るためにも。
「人生はあまりに短い。それは悲しむよりも、むしろ喜ぶべきことに思える。短い人生だからこそ、勇気を出して冒険できる。間違いを恐れずにすむ。かぎられた時間の使い方を、よりいっそう厳密に選ぼうと思える。・・・『本当に重要なのは何か?』 それ以外のことは、全部捨てていい。」(第20章 未来 より)
(2015年2月10日)